BOSS MA-5 修理&改造

BOSS MA-5というMicro Monitor
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名前の通り、小型のモニターアンプです(可愛いのう)
おそらく30年は経っている機種だと思います。
長年使用せず、しまわれていた為に埃だらけのガリだらけ。
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この機会に修理する事にしました。
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中身はこんな感じです。
一応、今後修理をお考えの方用に。
ポット:
TONE 50KΩBカーブ
Volume 50KΩBカーブ
Volume(AUX IN) 10KΩBカーブ 

電解コンデンサ:
16V
10μ 2個
220μ
470μ
47μ
25V
4.7μ 2個
100μ
220μ
1000μ
50V
1μ 2個
です。
とりあえず、ポットと入力系ジャックを交換。
ケーブルをWE、スピーカーケーブルをベルデンに交換。
電源スイッチは、別に壊れていなかったのですが
昔購入して、使う機会のなかったLED付き押しボタンスイッチに交換。
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できる限り掃除もしてロゴにシルバーも塗り、こうなりました。
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100均で購入した風神雷神のシールを貼って完成。
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もちろん、ガリは無くなりました。
パワーは10Wですが、思っている以上に大音量です。
モニターのないハコで、自分の音を聞く為に使おうと思っております。

YAMAHA MG-K トーンポット交換

YAMAHAのMG-Kを修理。
この機種はトーンポットをプルアップすると、
フロントとリアのハーフトーンになるのですが
アップした状態のまま戻らなくなりました。
ま、もともとシングルコイルギターが欲しかったけど
ただのストラトは面白くない。って理由で購入したので
これを機会に、普通のトーンポットに交換することに。
元のポットと同じ300KΩのAカーブに交換。
コールド配線やコンデンサは元のを流用。
ホット配線をWestern Electric20AWGにして完成。
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よく出来たギターだと思いますよ。
私みたいに普通のストラトは嫌だ。
というひねくれ者にはオススメです(笑)

BOSS PSM-5 改造

BOSS PSM-5をお安く購入。
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この機種に色々機能を付けたのが、
以前紹介したBOSS LS-2です。
「じゃあ、なんで買ったの?」ってなりますよね。
実は、人間椅子のギタリスト和嶋慎治氏がコレについて、
ただのバッファ内蔵のループボックスって案外なくって、
未だにこれを使わざるを得ない。
ただのバッファ(増幅率1倍)というのが重要で、
なぜだか現行のループボックスにはたいてい皆ゲイン調整がついている。
余計なことしなくっていいと思うんだが….
(以下略)」
と書いていて、目から鱗。
”ループボックス”としての話ではありますが、私の主な使用目的である
ABボックスとしても当てはまる話だと思います。
「それならBOSSのAB-2でいいじゃない?」
うん、そうね。でも、
・見た目がエフェクターらしい。
・表面実装チップのAB-2と違ってカスタマイズしやすい。
・中古のAB-2より断然安い。←これ重要(笑)
といった理由でPSM-5に決めました。
到着後、早速改造。
改造方法はjttamさんのブログ記事を参考にします。
開腹〜(下の写真は改造途中)
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以下、jttamさんの改造と違う点
・オペアンプ交換
なんとまあ、オペアンプが艶有りの4588DDですよ。
TS-9など歪み系に重宝されているオペアンプですが、
今回は歪み系ではないので音質重視の5532DDと交換。
(4588は今後のために取っておきます)
・FETの交換
2SK30ATMがYグレードだったのでGRグレードに交換。
・コンデンサ
普通にWIMAのフィルムコンデンサに交換。
電解コンデンサーも東信のオーディオ用ハイグレードにしました。
完成〜♪
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配線もBELDENに交換。
LEDは緑/赤だったものを、青/赤に変更。
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電解コンデンサの”ヘタレ”もあったかもしれませんが、
改造後は音にハリが出ました。
LS-2は、違う使い方の為に置いておいて
ABボックスとしては、今後こちらを使っていきますよ。