BOSS PSM-5 改造

BOSS PSM-5をお安く購入。
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この機種に色々機能を付けたのが、
以前紹介したBOSS LS-2です。
「じゃあ、なんで買ったの?」ってなりますよね。
実は、人間椅子のギタリスト和嶋慎治氏がコレについて、
ただのバッファ内蔵のループボックスって案外なくって、
未だにこれを使わざるを得ない。
ただのバッファ(増幅率1倍)というのが重要で、
なぜだか現行のループボックスにはたいてい皆ゲイン調整がついている。
余計なことしなくっていいと思うんだが….
(以下略)」
と書いていて、目から鱗。
”ループボックス”としての話ではありますが、私の主な使用目的である
ABボックスとしても当てはまる話だと思います。
「それならBOSSのAB-2でいいじゃない?」
うん、そうね。でも、
・見た目がエフェクターらしい。
・表面実装チップのAB-2と違ってカスタマイズしやすい。
・中古のAB-2より断然安い。←これ重要(笑)
といった理由でPSM-5に決めました。
到着後、早速改造。
改造方法はjttamさんのブログ記事を参考にします。
開腹〜(下の写真は改造途中)
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以下、jttamさんの改造と違う点
・オペアンプ交換
なんとまあ、オペアンプが艶有りの4588DDですよ。
TS-9など歪み系に重宝されているオペアンプですが、
今回は歪み系ではないので音質重視の5532DDと交換。
(4588は今後のために取っておきます)
・FETの交換
2SK30ATMがYグレードだったのでGRグレードに交換。
・コンデンサ
普通にWIMAのフィルムコンデンサに交換。
電解コンデンサーも東信のオーディオ用ハイグレードにしました。
完成〜♪
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配線もBELDENに交換。
LEDは緑/赤だったものを、青/赤に変更。
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電解コンデンサの”ヘタレ”もあったかもしれませんが、
改造後は音にハリが出ました。
LS-2は、違う使い方の為に置いておいて
ABボックスとしては、今後こちらを使っていきますよ。