葛城ユキの1983年のヒット曲「ボヘミアン」
同年、作詩の飛鳥がチャゲ&飛鳥のライブで披露。
その音源が収録されたのが「LIVE IN YOYOGI STADIUM」です。
当時チャゲアスのファンだったおいらは、
ロック色の強いこちらのバージョンばかり聴いてました。
時は流れ(笑) 昨年の暮れにアメ村ザ・セラーのイベントに出演する事になりまして、
共演者にも知り合いがたくさんいたので、コラボでもやってみようと思い立ち
Sun Moon PackageのMasaちゃんに、この曲を歌って貰う事にしました。
ぶっつけ本番で歌って貰ったのですが、期待以上のボーカルで
シスサラとしても楽しかったし、お客様にも好評を得ました。
その時に、練習用にデモを作ってMasaちゃんに渡したのですが、
今月になって、たまたまそれを聴いていたら
「ちゃんと録音してみたいなぁ」と考えるようになり、
Masaちゃんに打診したところ、OKをいただけたので製作にとりかかりました。
キーボードアレンジはチャゲアスを基に所々音色を変更。
リズム隊は、チャゲアス版が8分なのに対し、こちらはシャッフル。
ギターは、バッキングに
Sterling by MUSICIAN JP70
Ibanez RG1527M
ソロに
Ibanez JPM100
エフェクターはMXR EVH 5150 OVERDRIVEのみ。
ボーカル録音はKOKO PLAZAのMA602
では、お楽しみください〜。
年: 2016年
YAMAHA MG-IIR を MG-AO に
さんざん書きましたが、
オークションでYAMAHA MG-IIRを入手しました。
MGはパッパラー河合(爆風スランプ)モデルの
MG-K(シングルピックアップ)を持っているのですが、
ハムバッカータイプでトレモロがフロイドローズ系じゃない物が欲しくて
ずっと中古を探していました。
で、運良く落札出来たのがこのサンバーストタイプのIIR
(他のサイトからの引用ですがw)
ま、このままでも別に良かったのですが
以前からギターのリフィニッシュに興味があったので
この娘で実践することに。
リフィニッシュの内容に関しては詳しいサイトがいっぱいあるので
「ギター リフィニッシュ」でぐぐってもらえれば。って事で
簡単に写真で流れの説明だけを。
1.塗装を剥がす。
アイロンでやってはみましたが、塗装の種類が違うのか上手くいかず
結局サンダーと手作業でペーパーがけをして落としました。
(裏はどうせ見せる事も無いし、基の黒で良いので表側だけ)
2.元のはストラトタイプに良くある5Wayスイッチなのですが
苦手だし、センターPUは使わないので3Wayスイッチにするべく
穴を埋めて、開け直します。
あと、製品のままだと、ブリッジをボディと平行にセッティングした場合
アームアップがあまり出来ないので(半音あがるかどうか)
トレモロが当たる部分をザクって、
最近のギター位にはアップできるまでにしました。
3.木材用のプライマーを噴いて、その上からサンディングシーラーを塗ります。
そのあとペーパーをかけて凹凸を無くしたら、黒を噴きます。
4.今回はラッピング塗装にしたかったので
サランラップをクシャと丸めて、それに銀色をスプレーして
スタンプを押す要領でポンポンと模様を付けます。
いきなりボディに銀を吹いて、すぐにラップをかぶせるという方法もありますが
ちょっと苦手なのでスタンプ方式にしました。
そのままだと、銀が重なる部分などに少し段があるので
1500〜2000番くらいの耐水ペーパーをかけます。
5.キャンディーパープルを塗装
ほんの少しだけサンバーストする感じで塗り重ね。
6.クリアを噴いて、ペーパーがけのあと、コンパウンドで磨く。
コンパウンドはSOFT99の↓を使用。
ちょっとクリアが薄かったかも? 傷が付きやすいです….。
機会があればクリアを吹き直すかも?
7.組み立て。
ネックも同じようにラップ塗装して組み立てです。
ピックアップは、
フロント Dimarzio DP180 Air Norton S
センター YAMAHA FOCUS (ダミーなので音は出ない)
リア Dimarzio DP216 Mo’Joe
DP216 Mo’Joeは、セカイモンで紫のブラックポールを見つけて即買いw
セカイモンは日本では中々見かけない色がたくさんあるので
少し高く付きますが、オススメです。
(普通のeBayだと、日本には発送してくれないのでセカイモンで。)
ペグはGOTOHのロックタイプに交換。
ジョンペトルーシモデルを使うようになってから
ロックペグと普通のトレモロというのが便利で愛用。
そんなこんなで完成!!(乱暴www)
モデル名はベタにYAMAHA “MG-AO” w
今後はお金に余裕があれば、フレットを打ち替えて
指板のRをもっとフラットにしたい。(コレに関してはプロのリペアマンに頼みますw)
それにしても、この頃のYAMAHAさんは攻めたエレキギター作ってましたよね。
最近は、なんか違う方向に攻めてる気がする。(RGXA2とか)
できれば、MGを復活させて、7弦モデルを作ってもらいたい。
てなわけで、この娘のお披露目をかねて
明日、7月1日にSISTER SARAHのGIGをやります。
今回は、CD「00 -NEURO HARD-」発売1周年記念て事で
CD全曲を曲順通り演奏します。
また、CDを購入してくれた方や、過去に購入してくれた方には、
「00 -NEURO HARD- (Off Vocal Tracks)」CD-Rを差し上げます。
ようするにカラオケでございます。
これに合わせて歌うもよし、分析するもよし。
どちらにも使わない場合、鳥よけとしてご使用くださって結構。
明日だけの特典となりますので、是非お越しくださいませ。
YAMAHA Vintage-Pro TREMOLO UNIT
前回の記事でチラッと出てきた YAMAHA MG-IIR(絶賛リフィニッシュ中。詳細は後日)
これにマウントされているトレモロが”Vintage-Pro”です。
MGシリーズの上位機種やRGXには”Rockin’ magic pro”というトレモロが採用されていますが
”Rockin’ magic pro”がフロイドローズを意識した作りになっているのに対し
“Vintage-Pro”は、普通のトレモロユニットを基に作られています。
普通の6点ネジや2点支持トレモロみたいにボディの表から固定するのではなく
裏からボルト固定する独特な構造で、他のギターへの流用は、まず出来ません。
でも、かなり良く出来ているトレモロでして、
まず支点部が普通の点支持(ナイフエッジ?)ではなく、蝶番のような構造で
とてもスムーズです。
そして、ブリッジの左側に付いている謎のダイアル
これがVintage-Proの優れた点のひとつで、これを回す事によって
ユニットの下側から白い角棒が伸びてきます。
最長で8mmほど。
この棒がボディに当たる事でアームアップが出来なくなります。
つまり、ボディとブリッジを平行になる状態まで棒を出しておき
チューニングが済んだ後に棒を引っ込めるとアームアップ可能となるので
フローティング状態のチューニングが、とても楽に出来るわけです。
(これがバネ式になってスプリング部分に付けたのが、
Vai師匠のEvoにも付いているBack Stop↓かな?)
こんな優れたトレモロですが、すぐに廃れてしまいます。
Rockin’ magic proも普通の2点支持タイプになってしまい
なにより、糞グランジの流行でトレモロを多用したギタープレイ自体が廃れてしまいました。
(HR界では今も昔も多用されていますがw)
YAMAHAさん今からでもええから作りません?w
ま、こんな感じで簡単に説明しましたが
今後オークションなどで”Rockin’ magic pro”や”Vintage-Pro”が
搭載されたギターを買おうとしている人に注意点。
(特にトレモロもちゃんと使おうと考えている人)
↑このスクリュー。
トレモロアームが無いのは仕方ないとしても、このスクリューがあるかないか。
これがとても重要でして、これが無いとトレモロアームを別途購入しても
ちゃんと刺さりませんし、固定も出来ません(プレイ中に抜けて困る事に)
ですので購入の際は、写真をよく見るなり、出品者に質問するなりした方が良いです。
ちなみにアームは6mm経のものなら大丈夫です。
私はフロイドローズ用のアームを改造して使用しています。
アーム部の詳しい解説を望む人は
コメントをください(まあ、ないだろうけどw)
じゃあ、次はMG-IIRのリフィニッシュ話ですかね?