10月20日の長居DEPOのGIGから「Karmic Connection」の動画です。
今現在、シスサラの中では最長の曲となります(約28分)
最後まで楽しんでくださいませ。
タイトルの所以は、士郎正宗のコミック「攻殻機動隊」第1巻。
この本のラストの草薙素子と人形使いとの会話
素子「融合の前にひとつ質問があるわ….なぜ私を選んだの?」
人形使い「エンがあったからだ」
素子「エンですって!? ネット内に仏教辞典でも持ってるの?」
この”エン(縁)”をバイリンガル版では
“Karmic Connection”と訳していました。
他にも”Fate” “Destiny”など、色々訳し方はありますが、
響きなども含め面白いと思い使用。
このタイトルを基にzukkoが作詩しました。
(zukko)
歌詞は、
satori編→Gemini編→教授編→Astronaut編→satori編
と、なっております。
Karmic Connection
今僕らは 築きはじめた約束の場所で待ってる
赦された咎人として 生きるための楼で
今僕らは一人にひとつ 手渡されるsatoriの種
太陽の力 月の慈悲 大地の水は 天空の涙
時の纏わる 壅閉の扉
奇跡に満ちた 未来の序曲よ鳴れ
今僕らの 命は謳う 僕らは生きてていいのだ
無数の傷がまだ痛い もう戎具は必要ないから
idea 心の目で見つけて欲しいんだ
idea 天上の世界で灯す真実
idea 河の流れに身を委ねて
idea 償いの道ゆく人の瞳を
今ならきっと跳べる 絶望にのまれないで
satoriの種を 風にあづけよう
愛が教えてくれる 僕らは生きてていいのだ
星はGemini 蒼い月夜に
はだしで踊る 双子の姉妹
ふわりふわり 綿のstep
髪飾りは赤い花 でもねでもね
鏡なんかいらない 私を映してるのは・・・
いつまでも私たち 同じ夢みていましょう ねぇ
揺れるGemini 美の検閲の廊下
歩いた日からの運命
善意のknife 魔法の媚薬
美しくなる妹 でもねでもね
あの子の面影はもう ひとかけらも残らない
感情のないparadox
こわれるidentity あぁ
手を汚す 教授たち
まやかしのphilosophia
誰かの中に 誰かの記憶 理由のない 命はない
私の中の誰かの記憶 約束の日が呼んでる
暗い 暗い 研究所で 嫌われ者の教授が
遠く 遠く どこか遠く 魂の星を見ていた
暗い 暗い 研究所で 年老いて朽ちた教授が
さがすのは 亜高速でとびつづける宇宙船
仮説と前提を積みあげて
なんの証明もできぬまま
帰還した弟は 旅立ったままの姿で現れる
力なく抱きしめる教授に
「私の兄はどこにいますか?」
私の血が あなたがいる理由
何があっても 理解できなくても
認めるのだ 愛してるのだ
今日も遠く どこか遠く 流星群はすれちがう
暗い 暗い 研究所に 一輪挿しの赤い花
Rainbow Blue突き抜ける まっすぐで乱暴なAstronaut
精霊の呼ぶ声が響くという空をさがして
時空が変わる境界線 恐怖は畏れに麻痺してゆく
螺旋に描く 軌道の先
この目で この目で 確かめる真理を
Rainbow Blue突き抜ける まっすぐで乱暴なAstronaut
地上ではsymphony
paradox paradox
混沌とした世界が奏でるfanfare
響けmelody 舞台はここから
輝け言霊 救いの言葉に
翼を授けた satoriの伝令たち
苦しみの果てに生まれ 伝えられてゆく歌
再び君と繋ぎ 繋ぐ愛の歌
idea その手にある satoriの種こそ
idea 美しき孤高のmoratorium
idea 遠くにいても 聞こえる鼓動
idea さあ幸福の涙は 流れてもいい
憶えていてほしい 記憶のかけらでいい
離れていても 忘れていても
互いに知らなくても 僕らはここで待つと
この宇宙に浮かぶ 名もなき点と線
そばにいることに 気づかなくても
離れていても 忘れていても
互いに知らなくても 心は貴方を呼ぶのだ
今僕らは 築きはじめた
約束の場所で待ってる
2016.01.19.
written by zukko (SISTER SARAH)